
2018年9月18日、iOS12が配信開始しました!
Appleは最近ARに力を入れているようですが、今回のアップデートで一番の特徴はARで物の長さを測ることができる『計測アプリ』だと思います。
- どんなアプリ?
- どうやって物の長さを測るの?
- どれぐらいの距離の物を測れるの?
と思っている方も多いと思うので、今回は実際に僕が計測アプリを使って解説、検証していきたいと思います。
計測アプリとは?
iPhoneのカメラを使って、物の長さを測ることができるARを使ったアプリです。
物の長さの測り方
最初、アプリを起動して本体を動かして空間を認識させた後、画面上に点と円が表示されます。
点の起点を決め、+マークをタップして、計測を終了したいところにカメラを向けて、再度、+マークをタップします。

表示される点と円

線を結ぶことで長さを計測できる

実際の長さは12cm誤差は1cm程度
また、点を四角形の物に当てると黄色の枠が表示され、縦横の長さと面積を一度に調べることができます。

四角形の物に当てると黄色の枠が表示される

縦横の長さ、面積が表示される
と、このように、ARを使って長さを測ることができます。
1cm程度の誤差は発生しますが、精密な長さを求めなければ十分だと思います。
正確に測るには何センチ近づくのか?
計測アプリは、物との距離によって、正確な長さを測れない場合があります。
そこで、正確な長さを測るには何センチ近づく必要があるのかを上の機器を使って実際に調べてみました。
30cm、35cm、40cmの場合で比較してみる
今回、30cm、35cm、40cmずつ離して正確に計測できるか調べてみました。

30cmの場合 12cm

35cmの場合 12cm

40cmの場合 24cm
40cmの場合、長さが二倍になってしまい、正しく計測することができませんでした。
よって、正しい長さを計測するためには、物体から30cmのところまで近づけて測る必要があります。
まとめ
以上、iOS12の新アプリ、計測についてお伝えしました!